範囲型スライダー式入力フォーム
見た目は 範囲型スライダー式入力フォームスライド式入力フォーム と似ていますが、こちらは「範囲入力」向けの入力フォームです。
スライダー式入力フォームと違い、集計が出来ない点に注意して下さい。代わりにCSVエクスポートが使えるため、集計はエクセルなど外部ソフトを使って操作することになります。
スライダー入力フォームと同様で、初期設定時に最小値と最大値、そして目盛りの増減量を指定します。余り範囲が広いと使い勝手が悪くなるため、常識の範囲を保ってください。
入力自体は直感的でかんたんです。ツマミをドラッグすることで最大値と最小値を指定し、日報として提出できます。
提出された日報は「最小値」と「最大値」そして「単位」がそれぞれ表示されています
範囲入力フォームの初期設定
主な設定は「スライド範囲の上限と下限と目盛り」と、「単位」になります。
最大値と最小値が反転してしまうと警告が表示されますので、警告が表示された際は修正してください。
刻み値として書かれている設定項目はスライドを1つドラッグする毎に、増減する量のことを指します。小数点の指定も可能です。
範囲型入力フォームはCSV出力に対応しています
範囲型入力フォームをCSVに出力する際は、出力形式を「列を展開する」形式と、「列を展開しない」形式から選択できます。
実際にCSV出力して結果を確認してみましょう。今回はサンプルとして、以下のような範囲型入力フォームを使った日報を用意しました。
この日報テンプレートでダミーの日報を4件ほど作成し、CSVエクスポートしてみます
列を展開してCSV出力すると、最大値と最小値が独立した列に分けて出力されます
展開することで、各範囲入力のフィールドが「最大」と「最小」の2列に展開されてCSV化されます
値はすべて数値として出力されるので、並べ替えやフィルターも利用可能です。AVERAGEやSUMといった関数とも相性が良い形式です。
また、自動集計行では範囲入力の値は集計されません。必要であれば前述のSUM関数などを使って集計してください。
実際のCSVデータが確認したい方はこちらからダウンロードできます。
列の展開をせずにCSVエクスポートする
列を展開せずにCSV出力すると、最小値・最大値を1つのセルに詰め込んで出力されます。形式は「最小値〜最大値」となります。
注意しなければならないポイントは、これらは「数値ではなく文字列である」という点です。つまり前述のSUM関数といった算術機能は使えません。
実際のCSVデータを確認したい方は、こちらからダウンロードできます。
より詳しいガイドについてはCSVエクスポート【範囲入力】を参照してください