スマートフォンで顧客管理を始めよう

顧客管理とは顧客とのやり取りを残したり、顧客のリストを管理することです。
管理の仕方は様々です。エクセルなどの表計算ソフトを使って顧客の情報を整理することも顧客管理ですし、少し発展して、Accessなどのデータベースを使った顧客の管理もあります。
もちろん、紙で書き残すのも立派な顧客管理と言えます。 エクセルのような表計算ソフトで顧客管理を行うと、各顧客との細かいやり取りを残すことが困難であることに気づきます。
エクセルは行と列の格子状でできているため、顧客名簿の作成には最適ですが顧客とのやり取りや関係管理をするには少し機能が足りません。
顧客管理は顧客名簿だけではなく、その顧客とどのようなやり取りをしたのか？次にどのようなやり取りが予定されているのか？といった時系列での管理も求められますが、エクセルによる顧客管理ではこの「やり取り」の管理ができません。

顧客管理システムでは顧客とのやり取りを残し、必要に応じていつでも顧客とのやりとりを管理する機能が求められます。現在ではスマートフォンやタブレットなどが普及しており、これらの端末から顧客情報へアクセスすることも重要な機能となってきました。
Maroudも同じ流れの中で開発されました。すなわち、スマートフォンやタブレットから顧客のデータにアクセス可能で、顧客とのやり取りを残せるシステムです。

Maroudは顧客管理システムの中でも顧客の管理項目を自由に設定できるカスタマイズ性の高さが一つの特徴です。
例えば次の画像は弊社が実際にMaroudで作成した、実際に業務で使用している顧客テンプレートの例です 弊社が開発したクラウド日報Nipoの有料ユーザ様を管理するために作った顧客テンプレートです。 弊社では顧客の個人情報を必要以上には収集しない方針のため、例えば利用者の「生年月日」や「性別」といった情報はありません。
顧客管理において自社で必要な項目だけを追加し、不要な項目を削ぎ落とすことでシンプルな顧客入力画面を実装できます。
上の画像をもう一度みてみてください。「支払い方法」には選択式の入力フォームが使われていますし、「満期日」には日付入力フォームが利用されています。
顧客テンプレートは様々な入力フォームを組み合わせてかんたんに作成できます。入力フォームについて詳しくは「フォームについて」を御覧ください。

今どきはスマートフォンからエクセルを開くこともできる時代です。しかし実際に使ってみると残念ながらスマートフォンのような小さな画面では使い勝手が良いとは言えません。
スマートフォンにはスマートフォンに適したレイアウトがあります。ボタンは大きく、横にスクロールする必要がない、そんなレイアウトがスマートフォンには向いています。
Maroudではスマートフォン・タブレット・PCからデータにアクセスできます。それぞれのデバイスに応じて自動でレイアウトが変わる仕組みが搭載されています。 例えば次の画像は、スマートフォンとタブレットから同じ顧客リストを表示した画面のイメージです▼ 外出先はもちろん、手元にPCがない環境でも顧客データに手軽にアクセスできます。
クラウドシステムの隠れたもう1つの良い点はデータを1箇所に集約できる点(データの一元管理)です。ローカルPCに保管する顧客データは人によってデータがバラバラですが、クラウドシステムであれば同じデータベース上に保管されているため、全員が同じデータを持てる点も見逃せしてはいけません。

さて、顧客管理には顧客名簿の他にもう1つの役割がありました。顧客とのやり取りを管理する機能です。
Maroudでは顧客とのやり取りを全て「日報」という形で管理します。 日報に顧客を紐付けるだけです。これでその日報が顧客との応対履歴として蓄積されるようになります。
顧客管理画面からいつでも応対履歴（＝日報）を確認できます。
Maroudの「日報」は顧客テンプレートと同様に自由にカスタマイズできるので、顧客とのやり取りの種類に応じていくつかの日報を使い分けてやり取りの蓄積が可能です。
例えば「電話対応日報」や「施術カルテ日報」など、業種や管理したい項目に応じて様々な日報を顧客と紐付けて管理することができます。
ネイルサロンで顧客とのやり取りを管理する例を記事に書いていますので、よろしければこちらも参照してください。