顧客テンプレートのカスタマイズ

顧客の管理したいフィールド情報を自由に設計できます。企業体制に即した柔軟な設計をしましょう
顧客テンプレートとは顧客情報の雛形のことで自由にカスタマイズ可能
顧客テンプレートとは顧客を管理するための入力フォーム郡のことです。顧客の情報といえば「名前・性別・血液型・生年月日」などがありますね。
これらの項目を自由にカスタマイズして、会社にとって最適な顧客管理フォームをかんたんに作成できます。もちろんプログラミングの知識は一切不要です。
エクセルで顧客名簿を作る場合をイメージしてください。A列に名前、B列にふりがな、C列に生年月日・・・必要な項目だけを並べていきます。
エクセルの顧客管理は自由度が高いことに気づくでしょう。Maroudの顧客管理はエクセルと同じようにほしい項目だけを自由に設計して管理できます。
この、ほしい項目(入力フォーム)だけの枠組みを「顧客テンプレート」と呼び、自由にカスタマイズして利用することが可能です。

顧客テンプレートを1度作成すれば、あとはテンプレートに沿って顧客のデータを入力したり、一括インポートで顧客データを取り込むことができます。
上の画像では、氏名や検索キーワードなど、合計で7つの入力フォームで顧客テンプレートが構成されています。
1行テキスト入力フォームを使用しています
検索キーワードを使用しています
選択式入力フォーム【単回答】を使用しています
日付入力フォームを使用しています
レート入力フォームを使用しています
複数行テキスト入力フォームを使用しています
10を超す様々な入力フォームが予め用意されていますので、必要な項目を追加してオリジナルの顧客テンプレートを作ることができます。それぞれの入力フォームについて 確認したい場合は下のボタンをクリックしてください
顧客テンプレートをカスタマイズする画面へ移動
顧客テンプレートは「管理者」「マネージャ」のみ編集できます。スマホでも作成可能ですが、操作性の観点からPCからの操作を推奨します。
メニューから「設定」「顧客テンプレート」の順にクリックします。
最初からサンプルでいくつかのフィールドが登録されています。
削除が不可能な入力フォームについて
「名前」「検索キーワード」「担当者」「メモ」はシステムで予約されているため削除できません。各項目の役割は以下の通りです。
集計時の見出しや、通知機能の見出しとして利用されます。入力は任意です
上記4つの中で唯一、検索キーワードは顧客登録時に入力必須となっています。それ以外の「名前」「担当者」「メモ」は不要であれば「非表示」にすることで隠すこともできます。削除自体はできませんのでご了承ください
顧客テンプレートのカスタマイズ画面について
顧客テンプレートのカスタマイズ画面はつぎの画像のようになっています▼
レイアウトは「日報テンプレートのカスタマイズ画面」と全く一緒で、3つのエリアで構成されています。
- 入力フォーム郡から必要な入力フォームをクリック
- 作業エリアに追加されるので項目の見出しや設定を行う
- プレビューエリアで結果を確認する
顧客テンプレートのカスタマイズを行う
さあ、いよいよ実際に顧客テンプレートの編集をしてみましょう。ここでは顧客を管理したい項目は会社によって様々です。その中でも恐らく広く使われるであろう「性別」と「年齢」と「電話番号」を追加してみたいと思います。
入力フォームによって向き不向きがありますので、それぞれのデータの特徴に合わせて入力フォームの種類を選ぶことが大切です。入力フォームの種類や向き不向きについては入力フォームのページに纏めております
顧客テンプレートに【性別】の入力フォームを追加する
性別は一般的には「男性」と「女性」のどちらかです。場合によっては「LGBT」なども加わります。回答がある程度絞り込めるため、選択式入力フォーム【単回答】を使うのが最適です。

選択式入力フォームではなく、次のような「チェックボックス入力フォーム」を使うことで性別の管理をすることも可能です。なおこのやり方では「LGBT」や「性別なし」「不明」などの管理はできません。
顧客テンプレートに【年齢】の入力フォームを追加する
年齢は、顧客を登録した時点の年齢が必要であれば「数値入力フォーム」または「スライド式入力フォーム」が最適です。
一方で、「現在の顧客の年齢」が知りたい場合は、毎年人は年齢を重ねるため、数値入力フォームやスライド式入力フォームではズレが生じていきます。
現在の年齢を管理したい場合は、「日付と時刻入力フォーム」を使います。

日付と時刻では、オプション項目の**「年齢計算を使用する」にチェックを入れてください。また、「時刻の入力」はOFFに**しておきましょう。
これで年齢の管理はバッチリです。入力時はカレンダーから入力する方法と、キーボードから直接入力する方法の2通りあります。年齢計算が有効になっていれば、生年月日の入力を引き金に自動で年齢の計算が行われます。もちろん月日が経過するごとに年齢は増えて行きます
顧客テンプレートに【電話番号】の入力フォームを追加する

最後に電話番号を追加します。電話番号は「1行テキスト」を使いましょう。どんな電話番号でも1行で普通は足りますからね。。
1行テキストは様々な「リンク」を貼ることができます。リンクとはクリックすると他のページへ飛ぶ機能のことです。ホームページではおなじみですね。
ここでは、リンクタイプを「電話をかけられるようにする」を選んでください。その他のリンクについて詳しくは 1行テキスト(◀これもリンクだよ)を御覧ください。
ここまでの顧客テンプレートを改めて確認してみよう
さて、「性別」と「生年月日」「電話番号」の入力フォームを追加しました。実際にプレビューエリアで確認してみましょう
ここまで3つの入力フォームを追加しました。あとはこの作業を繰り返し、自社で管理したい情報だけを組み合わせたオリジナルの「顧客テンプレート」を作成してください。
入力フォームのコピーについて
設定も含めて入力フォームをコピーしたい場合は、コピーボタンをクリックします。コピーでは設定した内容も含めてコピーされます。
コピーされた入力フォームでは「コピー前の名前+【copy】」となるため、タイトルだけは手動で修正を行ってください

入力フォームの削除について
不要な入力フォームを削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします
削除した入力フォームは、すでに登録された顧客のデータからも遡及して削除されることに注意してください。これは

入力フォームの並べ替えについて
項目の並びを変更するには、「並び替え」ボタンをクリックします
顧客テンプレートを保存する
顧客テンプレートで変更した内容は自動で保存されません。忘れずに「保存」ボタンをクリックして保存してください。
では、保存をしましょう。「保存ボタン」をクリックして保存が完了します
例えばすでに顧客が登録されていたとして、その後に顧客テンプレートに「飲酒歴」という項目を追加したとします。
すでに登録された顧客は登録時に「飲酒歴」という項目はなかったため、その項目は「NO-DATA」として表示されます。未入力の場合は空欄となりますが、「そもそも登録時に存在しなかった」場合は「NO-DATA」として見分けることができます。
カスタマイズした顧客テンプレートの使われ方をみてみよう

カスタマイズした顧客テンプレートに沿って顧客データの入力ができるようになります。詳しくは「顧客の登録」を御覧ください
カスタマイズした顧客テンプレートに沿った顧客リストが表示されます。詳しくは「顧客リスト」を御覧ください
顧客の一括インポートでは、ここで作成した顧客テンプレートに沿った形でインポートできます。詳しくは「一括インポート」を御覧ください